有機EL照明が既存の照明より優れている5つの理由
有機EL=有機エレクトロルミネッセンス(Organic Electro-Luminescence)は日本語にすると「有機電子発光」のような意味を持ちます。
ではこの有機ELによる照明技術がこれまでの既存の照明技術よりも優れている理由は何でしょうか?蛍光灯や白熱電球にはない、以下のような既存の照明より優れている5つの理由があります。
◇【理由.1】点や線ではない「面」での発光
「有機EL照明3つの特徴」の記事ページでも紹介していますが、有機物に電圧をかける事で有機物自体を発光させ、点や線での発光ではなく「面」で発光することができます。そのため、照らす範囲が広くなるというのが大きな特徴です。
◇【理由.2】省電力を実現する高い発光効率
面での発光によりこれまで限られた範囲でしか照らすことができなかったものが、同じ電力でも広範囲に照らすことができるようになりました。そのため、蛍光灯や白熱電球と同等の発光に必要な電力のおよそ30%程度の省電力を実現することが可能です。
◇【理由.3】薄くて軽い、薄さはなんと1mm以下
有機ELは基板上に薄い膜を重ねた構造になっており、2枚の電極に有機物を挟んでガラスやプラスチックの基板に載せただけのシンプルな構成が特徴です。そのため、ガラス1枚分の薄さでスペースも最小限に抑えた形で設置することが可能となります。
◇【理由.4】フレキシブルに曲がり、自由な照明デザインを実現
プラスチックフィルムを基板にすれば、フレキシブルに曲がる照明を作ることができます。狭く限られた空間でも曲げたりすることで照明を設置することができ、複雑な局面でも照明の威力を発揮できます。デザインの自由度が格段に向上するため、有機EL照明は照明デザイナーはもちろん、インテリアデザイナーからも大きな注目を集めています。
◇【理由.5】環境にやさしい次世代の照明技術
エネルギー効率が高いので、今まで以上にCO2削減に貢献することができます。さらに水銀などの有害物質を含まず、リサイクルの手間も抑えられるため、これからの照明技術の中心として世界中に広がっていくことが期待されています。
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